八角に引き続き台湾料理に欠かすことができない食材はニンニクです。
台湾ではどのご家庭でもニンニクは毎日食べられ、常に常備されています。
一人当たりのニンニク年間消費量は2.2kgで、日本人の0.4kgとは桁外れに多く、日本の約
5.5倍になるとか...。
そんなニンニク消費量の多さから、今回はニンニクの持つパワーを探ってみましょう👀
<ニンニクの持つパワーのもとは>
あの独特なニオイには、ちょっと苦手という方も少なくありませんが、食材に加えるだけで、その食材の持つうまさを引き立ててくれることもあって、台湾料理でニンニクが使用されないメニューがないくらい、台湾料理とニンニクはよくマッチしています。
夏バテから疲労回復や免疫力の向上など、生活習慣病からガン抑制まで役立つの
がニンニクパワー。
このニンニクの持つパワーを、私たち日本人も食生活で有効に使いたいものですね。
・ニンニクの主成分から
ニンニクの主成分はアリシンにスコルジアニン、特有のニオイ成分がアリシンです。
アリシンのもとが無臭アリインで、ニンニクを切るとアリイナーゼという酵素と反応してアリシンになります。その際にあのニンニク特有なニオイを感じます。
このアリシンはチアミンと結合し、アリチアミンとなりエネルギー産生を高めますし
これはビタミンB1と同じ機能で、不足するとエネルギー不足で疲れやすくなってしまいます。
・ニンニクの効能にニンニクは性質上、身体を温める作用により低血圧症の人に最適です。
また、ビタミンB1の吸収を高める硫化アリルを含むので、疲労回復の促進に風邪の初期症状を緩和機能を持ちます。
スコルジンという成分は、新陳代謝を高め、身体の滋養強壮に役立ちます。
そして、ニンニクは強壮作用を持つことから
独特のニオイのもとのアリシンは、強い殺菌作用がありますので、漢方の世界では
このニンニクの殺菌作用を利用したいろいろな外用薬としても使われています。
ニンニク健康法という言葉があるほどでニンニクが腸の機能を調整する作用などがあることも分かっています。
ニンニクの強い殺菌力が免疫力を強化する作用があげられます。
免疫力を高める効果で、ニンニクが免疫系のナチュラルキラー細胞の働きを高めること、また、抗アレルギー反応があることも判明しています。
アレルギー反応による化学物質の放出を防ぐ働きよりアレルギー疾患に有効で、例えば、アトピー性皮膚炎などにも有効に働くことになります。
またパンデミックに拡がる新型コロナウィルス感染症にもニンニクの有効性が注目されています!!
まとめ
台湾料理でニンニクは欠かすことのできない食材です。
今回、ご紹介したニンニクは、この世界にある食材の中で、これほどに健康効果を期待でき
るものはあるものでしょうか?
それを考えますと、台湾料理はおすすめなんですよ〜!
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